健康−メタボにご用心肥満


■ 肥満のタイプ・・・内臓脂肪型肥満は要注意

過剰なエネルギーと運動不足により中性脂肪が増加すると、体内にどんどん蓄積されます。これが肥満で、皮膚の下に脂肪が貯まる「皮下脂肪型肥満」と、肝臓や小腸など内臓の周りに脂肪が溜まる「内臓脂肪型肥満」の2種類があります。

皮下脂肪型肥満は主に下半身に脂肪が溜まります。一方、お腹だけがぽっこり出ていることが多いのが内臓脂肪型肥満です。

肥満のタイプでは内臓脂肪型の方が生活習慣病を招く危険性が高く、女性より男性、若い人より中高年に多く見られます。



皮下脂肪型肥満(女性に多い)と内臓脂肪型肥満(中年男性に多い)

肥満タイプのイラスト


〜〜〜内臓脂肪型肥満は生活習慣病を発症しやすい!〜〜〜

メタボリックシンドロームの規定でウエスト周囲径が男性85cm以上、女性90cm以上となっているのに、違和感を感じる人は多くいると思いますが、女性は皮下脂肪型肥満が多いからです。




■ 肥満の合併症・・・あらゆる生活習慣病を引き起こす

内蔵脂肪型肥満が危険なのは、内臓脂肪の蓄積によって中性脂肪が増え、善玉コレステロール(HDL)が減り、あらゆる生活習慣病の原因となるからです。

HDLが減少すると血管癖にこびりついた悪玉コレステロール(LDL)が回収されず、血管が硬く、もろく、狭くなり、動脈硬化が進行し、心筋梗塞などを引き起こします。

また、中性脂肪が高脂血症や高血圧、脳梗塞、糖尿病などを招く他、虚血性心疾患などを引き起こすメタボリックシンドロームとなると、動脈硬化を飛躍的に進行させます。



不規則な生活、睡眠不足、不眠症は肥満になりやすい

すべての生命には、体内時計があるとされていますが、人間には耳と耳を結んだ中間点あたりに体内時計があり、その近くに食欲、血圧、体温などの調節機能があり、睡眠中は血圧が下がり、体温も下がるなど互いに連動しています。睡眠不足などは体内時計の乱れとなり、食欲、血圧、体温調節などに影響します。その結果、睡眠不足等で食欲増進の物質が分泌され肥満や糖尿病、血圧調整では高血圧症の発症の大きな原因となります。糖尿病の初期症状は不眠だともいわれています。

思い出してみてください。睡眠不足のとき、みょうに食欲が増し、間食や多めの食事をした経験がありませんか。


肥満となるのは実は睡眠が関わっているのです。ダイエットを成功させるのも規則正しい生活で睡眠をキチンと、少なくとも6時間以上とることが重要です。睡眠時間は個人差があり、一概にはいえませんが理想は7時間〜8時間程度です。





■ 肥満度を把握し、食事などを見直そう・・・運動と腹八分目で肥満予防

日本の成人男性の三分の一が肥満

中性脂肪を減らすためにはまず、自分の肥満度を把握しましょう。一般的に肥満の判定にはBMI(ボディ・マス・インデックス)が用いられます。

BMIは[体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)]で算出され、BMI値が22が標準地で、25以上の人を肥満としています。なんと日本の成人男性の三分の一が肥満です。今後、医療費は自己負担が増え、年金は減らされそうです。肥満を解消し、病気にならないようにしましょう。



対処法

肥満を解消する第一歩は早食いを改めることです。早食いをすると脳が満腹を感じる前に食べ過ぎるからで、腹八分目を食事の基本としましょう。

また、血糖値の急上昇を抑えることが大切。ご飯から食べ始めると血糖値が急激に上がりやすいので、まずは野菜、次に肉や魚、最後にご飯の順に食べましょう。血糖値は食事のスピードに合わせて上昇するため、ゆっくりと食べることが重要です。




管理人は酢漬け黒豆で簡単ダイエット

管理人は酢漬け黒豆と黒豆を漬け込んだ酢を食べるだけで簡単ダイエットに成功しました。食事制限は全く無し、むしろ、体重が落ちすぎるのでダイエットする前より食べています。内臓脂肪が落ちると血圧も下がりました。





動脈硬化を予防する生活習慣

食事に気を配る

・食べ過ぎない・・・ストレスがかかるとついつい食べ過ぎてしまう。
・食事の中の脂肪の量と質・・・バターや肉など固形の脂肪より室温で液体状態の植物性脂肪・魚油
・食物繊維を十分に摂る・・・便通を良くして体内に悪玉コレステロールなど毒素をためない
・砂糖や果物(果糖)を摂り過ぎない。
・アルコールは適量を守る・・・1日ビール1本、日本酒1合程度
・豆類を積極的に摂る・・・大豆タンパクはコレステロールを低下させ植物性脂肪や食物繊維も摂れる
・ビタミンE、ベータカロチンを多く含む食品を積極的に摂る。・・・野菜中心の食事
・水分を摂る・・・血液サラサラ効果のあるお茶などを飲む
・3食きちんとゆっくり食べる。


適度な運動を習慣にする

大腿部(太もも)の筋肉を使う有酸素運動が最適
大腿筋は体の中でもっとも大きな筋肉で、有酸素運動によってこの筋肉を活発に動かすと、脂肪を分解する「リポタンパクリパーゼ」という酵素が働き始め、善玉コレステロールが増え、悪玉コレステロールが減ることが明らかになっています。・・・散歩、ジョギング、スクワットがよい。





肥満予防に効果的なツボ療法

メタボリックシンドローム、生活習慣病の原因となる肥満を予防するには、消化機能の働きを整える胃愈(いゆ)、曲池(きょくち)が効果的です。

胃愈(いゆ)

肥満予防に効果的なツボ胃愈(いゆ)のイラスト

背中中央よりやや下、背骨を挟んだ両側にある胃愈(いゆ)は、親指で左右のツボを同時に、やや力をこめて押す。

曲池(きょくち)

肥満予防に効果的なツボ曲池(きょくち)のイラスト

ひじの曲がり目の親指側のくぼみにある曲池(きょくち)は、ひじをしっかりつかみ、親指で力をこめて押す。