健康−メタボにご用心飲酒


■ お酒が体に及ぼす影響を自覚し、適量にとどめよう

年末年始などは、お酒を飲む機会が増えますが、飲みすぎは肝臓の障害を始め、高血圧や糖尿病、動脈硬化、胃炎を引き起こすなど、体のほとんどに悪影響を及ぼすことを認識しましょう。

口から入ったアルコールはまず胃や小腸に吸収され、肝臓の酵素によって、アセトアルデヒト、さらに酢酸へと分解され、最後は水と二酸化炭素になって汗や尿として排出されます。

飲みすぎると処理に時間がかかって二日酔いになったり、肝臓に負担をかけることになります。適量を守り、週に2日は休肝日を持ちましょう。

飲酒量の多い人は、健康診断のY-GTPの数値に注意しましょう。Y-GTPは肝臓の中にある酵素の一種で、飲酒量と密接な関係があり、高い数値は肝臓に異常があることを示し、アルコール性肝炎になります。高い数値がでたら、必ずお酒を控えるようにしましょう。



アルコール吸収・分解の流れ

アルコール吸収・分解の流れのイラスト


アルコールの適量

週2日の休肝日を設けてアルコールは適量なら、ストレス解消にもなり、善玉コレステロールを増やすなど体に良い面もあります。寝酒は寝付きはよくなりますが、喉が乾きトイレに何ども起きるようになるので不眠の原因になるのでよくありません


ビール・・・・。中瓶1本程度(500ml)
日本酒・・・・・清酒1合(180ml)
ウイスキー&ブランデー・・・・ダブル1杯(60ml)
焼酎・・・・1/2(90ml)
ワイン・・・・2杯(240ml)





■ 楽しく飲むこと、食べながら飲むこと

飲酒の体への悪影響を防ぐために、適量にとどめることはもちろんですが、楽しく飲むこと、食べながら飲むことも大切です。愚痴や人の悪口、説教、同じことを何ども言うなどは周りの人も嫌がり嫌われる。お酒は楽しく飲みましょう。

会話や料理を楽しみながら飲めば、飲みすぎ防止になります。早飲みや一気飲みは避け、ゆっくり飲むことで肝臓への負担も少なくなります。おつまみは脂質や塩分控えめなものがよいでしょう。

低脂肪で良質なタンパク質を含む豆腐や枝豆、焼き魚などは肝臓の機能を高めます。ビタミンやミネラルを含む野菜サラダなどもよいでしょう。豚肉などに含まれるビタミンB1はアルコール分解を助けます。

お酒を飲むと胃液の分泌が促進されて食欲が増すため、フライやから揚げなど高エネルギーなものは食べすぎに注意しましょう。



健康のためにおすすめのおつまみ

おすすめのおつまみのイラスト




肝臓がんで亡くなられた古今亭志ん生師匠は肝臓のためには食べながら飲んだ方がよいが胃袋のためには酒だけ飲んだほうがよいという別な考えをお持ちだったようですがかかりつけの医者に言うと「他の人にはすすめないほうがよい。」とたしなめられたと落語の中で語っています。いや〜志ん生はおもしろいですね。





健康への悪影響に注意したいお酒の飲み方チェック

次の項目に1つでも当てはまる人は、注意が必要です。健康のことを考えて、飲酒量や飲み方w見直しましょう。


□毎日飲む
□飲むときにおつまみや食事などをあまり食べない。
□1回に飲む量が、以前より増えている。
□だらだらと飲んでしまい、翌日にお酒が残る。
□飲酒時に普段と違う行動をとって注意されたことがある。





肝臓の機能を高めるツボ療法

背中にある肝愈(かんゆ)は、内蔵、特に肝臓の機能を高めます。二日酔いの吐き気・胸のむかつきなどを和らげる効果もあります。


肝愈(かんゆ)

ツボ療法肝愈(かんゆ)のイラスト

背中の上下中央より少し上、背骨をはさんだ両側にある肝油愈(かんゆ)、背中に両手のひらをつき左右同時にやや力をこめて押す。