健康−メタボにご用心長寿ホルモンのアディポネクチン


■ 長寿ホルモンといわれる物質のアディポネクチン・・・メタボにはご用心!

健康とはキレイな血が身体の隅々の細胞まで届けられている状態と考えられます。正常で若い細胞が維持されていると免疫力も高く病気が発症しにくくなりますが動脈硬化になると血液は身体の隅々まで届けられにくくなり細胞が弱ると病気の発症リスクは高くなり、高血圧症、脳梗塞や心筋梗塞は動脈硬化が直接の原因で発症のリスクが高くなります。

アディポネクチンは動脈硬化を修繕して血管を若返らせる働きがあります。インスリンの働きを良くする効果もあります。100歳を超えた人はアディポネクチンを多く持っていると言われ、長寿ホルモンと言われるゆえんです。

アディポネクチンは内蔵脂肪から作られますが、太って内蔵脂肪が増え密集してくるとアディポネクチンは出来にくくなります。内蔵脂肪の目安は男性で腹回り85cm以下、皮下脂肪の多い女性は腹回り90cm以下でメタボリックシンドロームの基準と同じです。メタボにはご用心!

長寿の人は20代のころと年代別の体重も大きく変わらず、アディポネクチンが発生しやすい体型を生涯にわたって維持している人が多いようです。




■ アディポネクチンを増やす方法 ⇒ 内蔵脂肪を減らす

内蔵脂肪を減らす。なんといってもこれに尽きます。しかし、無理なダイエットはよくありません。

有酸素運動と栄養バランスのよい食事で腹8分目を心がけることです。筋肉量を落とすと基礎代謝が悪くなり、若い時のように食べなくても太りやすくなります。

運動は続かないことが多いですが、習慣化してしまえばさほど気にならず、むしろ身体を動かしているときのほうが充実感を得られます。3週間続ければ習慣になります。

運動に強弱をつけると続けやすくなります。普通の歩きと3分間程度の早歩きを組み合わせると楽にできます。運動後1時間以内程度は筋肉がアミノ酸を吸収しやすくなるので牛乳などの乳製品を食べると筋肉が付きやすくなります。筋肉は年を取ってもつきます。



赤ワイン、トマトはアディポネクチンを増やす

フランス料理はバター、チーズ、クリームをたくさん使いますが、それを食べているフランス人は案外心疾患が少ない。フランス人は赤ワインを食事中よく飲みます。赤ワインのポリフェノールの抗酸化作用が働きアディポネクチン作りやすくなります。

飲みすぎはよくありませんが、どうせ飲むなら赤ワインのほうが健康にはよいようです。


納豆(大豆製品)、青魚(EPA)、くるみ、食物繊維、トマトなどもアディポネクチンを増やす

トマトが赤くなると、医者が青くなるといわれるトマトのポリフェノールもアディポネクチンを増やします。


肉よりも魚料理のほうがアディポネクチンを増やす

高体温の動物より低体温の動物の肉のほうがアディポネクチンを増やすようです。したがって魚料理のほうがアディポネクチンを増やします。秘密は魚の油で常温では固まりませんが、肉の油は常温で固まります。