健康−メタボにご用心男性のEDになる原因


■ 男性機能の衰え・・・メタボにはご用心!

 最近、病院でED(勃起不全)相談とか書いてある張り紙を時々見かけます。アダルト動画では老若男女共、まあ〜なんと逞しいことか、日本人は皆元気でED(勃起不全)の人などいないようにも思えますが、実情はそうでもないようで、セックスレスの夫婦が増え、「精力減退」を感じている男性は結構多いようです。


 アメリカのED治療薬を製造しているP社の調べによると、2002年時点の日本におけるED、中折れや時々不能の軽いEDも含めると推定患者数はなんと約1130万人だそうで、ちょっと信じがたいが、成人男性の約3人に1人にものぼるとのこと。「男性は誰でも精力減退に陥る可能性がある」原因は何でしょう。


正常な勃起

  • 血流
     男性の勃起は、脳が性的刺激で興奮して、興奮がペニスに伝わるとペニスの海綿体へ血液が流れ込み出口を塞いぎ、その圧力で勃起します。流れこんだ血液量が多ければ力強い勃起や勃起が持続しますが血流が悪いとペニスの勃起に悪影響を及ぼします。

  • 男性ホルモン(テストステロン)
     脳が性的興奮するには男性ホルモンのテストステロンが必要で、テストステロンは性的興奮だけでなく身体のあらゆる部分に影響するホルモンで、特に生殖機能においては重要不可欠な存在です。

  • リラックス
     男性の精力には「リラックス」も重要な要素で、生命を維持してる「自律神経」には「活動時、緊張時、ストレス状態時」に働く「交感神経」と「休息時、睡眠時、リラックス時」に働く「副交感神経」からなり交互に保管しながら働いています。ペニスの勃起は「副交感神経が優位に働いている時」に起こりやすいと言われています。リラックスすることも重要です。



■ 精力減退の大きな原因3つ

  1. 加齢
     男性ホルモンのテストステロンは加齢とともに減少し、20代がピークで30歳〜40歳を過ぎたあたりから分泌量が減少し60歳前後になると若い頃の半分以下、人によっては1割程度にまで落ちす。
     下のグラフは、アメリカのレイ・サヘリアン博士の著書で報告された研究結果です。
    男性ホルモン・テストステロンの加齢による変化
     男性からテストステロンの量が減ることは下記のことにつながっていきます。
    ・性的な欲求や興奮が起こりにくくなる
    ・身体のエネルギーが衰える
    ・勃起しにくくなる
    ・勃起が持続できなくなる
    ・精子の量が減り、射精感も悪くなる

  2. ストレス
     ストレスは、ペニスの勃起に悪影響を及ぼします。ストレスを感じると「自律神経」の「交感神経」が活発に働き身体中の血管が細くなり血の巡りが悪くなり、ペニス内に勃起に必要な血液量が流れ込まなくなります。反対にリラックス時は「副交感神経」が優位に働き、血管が拡張し血液が流れやすい状態になり、勃起しやすくなります。

     現代はストレス時代といわれストレスを抱える人が多く、普段の生活の中でペニスの勃起を妨げる時間帯の方が多くなってしまいがちです。

     また、ストレスはテストステロンの分泌にも悪影響を及ぼします。

  3. 悪い生活習慣が精力を減退させる
     「生活習慣の乱れ」も精力減退に繋がります。血液の流れは生活習慣と密接に関わっているからです。

    【運動不足】
     テストステロンを多く分泌させるには、運動が非常に大切です。スポーツやトレーニングをすると、筋肉の組織は破壊されます、ところが人間の体は壊された筋肉の組織を元どうりにしさらに筋肉の増強を図ろうとし、結果、大量のテストステロンを消費しますが、脳はテストステロンを補うために、テストステロンを増産するよう指示をだします。この仕組みにより、テストステロンの分泌量は運動前よりも増加します。運動不足は勃起に悪影響がでます。

    【睡眠不足】
     睡眠とは、脳の休息、新陳代謝、傷の治癒、体力の回復、ストレスの軽減、成長ホルモンの分泌ですが、疲労の原因物質といわれるFFたんぱく質の除去にはほとんど睡眠しか効果がありません。睡眠は日常生活で非常に重要です。睡眠は、男性の精力にも非常に重要で、睡眠不足が原因で精力減退になる人がとても多いのです。睡眠で心身の疲れをとり、精力回復するには、一般的には6〜7時間前後の睡眠が必要と考えられています。

     また、人間はだれでも睡眠中に一定量の成長ホルモン(男性ホルモン)を分泌していますが、成長ホルモンが最も多く分泌される時間帯は夜の11時〜12時頃と深夜2時間前後だと言われています。男性ホルモンを多く分泌するためには規則正しくきちんと寝ることが重要で、睡眠不足は精力減退させる要因の一つです。

    【食生活の乱れ】
     食事にも精力減退を招く要因がたくさんあり、例えば、外食中心の生活やインスタント食品や加工食品の食べ過ぎがなどで、このような食生活では栄養のバランスが崩れ、血行不良や代謝機能の低下、自律神経のバランスの乱れを引き起こし、ペニスへの血液流入が阻害されて十分な勃起ができなくなってしまうのです。

     また、カロリー摂り過ぎは肥満を招き、肥満になると、慢性的な血糖値の上昇や高コレステロール状態になり、テストステロンの分泌が抑えられます。一方で、低摂取カロリーも精力にマイナスの影響があり、栄養不足やエネルギー不足も、テストステロンの分泌量の低下に繋がります。

    【喫煙】
     タバコにはニコチンや一酸化炭素、窒素化合物が含まれ、精力の減退に繋がります。ニコチンには血管収縮の作用があり、血液の循環が悪くなります。一酸化炭素や窒素化合物には、精子の元になる細胞を破壊したり、精子を作り出す際に必要となる栄養素を消費する特徴があり、さらに、ストレスの軽減や血管の修復、血圧を下げる働きを持つビタミンCは、タバコ1本で最大約100mg(成人一日分の所要量)も失われてしまいます。

    【高血圧】
     高血圧は主として乱れた食生活などから引き起こされることが分かっています。高血圧とは、血管の弾力性が低下して心臓から高い圧力で血液を送り出さなければならない状態のことです。血圧が高ければ高いほど血流が悪くなり、ペニスの勃起にマイナスの影響をもたらします。

    【糖尿病】
     糖尿病とは、血糖値が高い状態がずっと続くことを言います。血液がドロドロになり血流の悪化を招いてしまい、ペニスの勃起にマイナスの影響を与えます。

    【高脂血症】
     高脂血症の発症には食生活が大きく関わり、血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪)が多過ぎる状態のことを言い、血液はドロドロ状態で血流の悪化します。糖尿病と同様、精力減退に繋がります。

    【悪い方法での自慰行為】
     自慰行為(オナニー)は悪いわけではないのですが、あまり強い刺激は悪影響があります。枕や布団を股に挟んでペニスを刺激するなど通常の性行為より大きな性的刺激をもたらす悪い方法で自慰行為(オナニー)や自慰行為の際にペニスを握る力が強過ぎると、実際の女性との性行為では興奮しにくくなりペニスの勃起が持続しなくなってしまうことがよくあるのです。

     また、最近では気軽にアダルト動画が見られますが「アダルト動画の見過ぎ」もアダルト動画の過剰な演出された刺激に慣れてしい、実際の女性との性行為では興奮しにくくなり、満足な勃起が得られなくなってしまうのです。



 そうじて、生活習慣病になるような生活をしていると精力減退に繋がり、ペニスの勃起にも悪影響がでる可能性が大いにあります。生活習慣病にならないような生活習慣が男性の精力減退の予防や対策につながります。メタボにはご用心!