高血圧症眼底出血


■ 高血圧が原因で眼底出血

普通、目の病気など高血圧と関係のないように思われがちですが、高血圧が原因で眼底出血が起こることがあります。

眼底出血は、瞳から入った光が突き当たる眼球の奥の網膜表面で血管が破綻して起こる眼球内の出血です。目の表面の血管とつながりはなく、外見からはわかりませんし、痛みもありません。出血の量自体は微小ですが、重度の視力障害を来すこともある危険な病態です。眼底出血は目で起こる病態ですが、原因は他にあります。

眼底出血を起こす原因

■糖尿病性網膜症
高血圧・動脈硬化
■網膜裂孔(もうまくれっこう)
■ぶどう膜炎
■その他、貧血、白血病、腎臓病、妊娠中毒症など




■ 高血圧・動脈硬化が原因の眼底出血

高血圧が長期間続くと、動脈硬化を起こしやすくなり、眼底の血管が動脈硬化すると眼底出血を起こしやすくなります。眼底の動脈壁が肥大し、動脈と静脈が交わる所で、肥大した動脈壁が静脈壁を圧迫し、静脈が狭くなります。そこに血栓ができやすくなり、それが徐々に大きくなって静脈を閉塞してしまいます。そうすると静脈にたまった血液が静脈壁より漏れて出血します。動脈が破裂するわけではないので出血の量自体は微小ですが、出血の部分が視界の中で黒くにごり、視界の一部が欠けたようになります。

眼底の中心部で出血がおこれば、視力低下が大きく、中心部から遠ければ視力低下は小さくてすみます。また、当然ながら出血の量も視力低下に影響します。出血した箇所は視界がにごり、その部分の視界がなくなるイメージです。

人間は、目を通して得られる情報が全体の80%だそうです。眼底出血を起こし、視力低下や視界が欠けるのは大変ツライことです。高血圧は意外なところにも体の異常を引き起こす厄介な病気です。


眼底出血の初期の自覚症状
目の前には何もないのに蚊のような小さな虫が飛ぶように見えたり、糸くずのようなものがふわふわ浮いて見える飛蚊症(ひぶんしょう)に似た症状です。
飛蚊症は加齢による目の老化現象で病気ではありませんが、眼底出血の場合は、糸くずのようなものがふわふわ浮いて見え、それが大きくなったり、星のように散らばって見えたりした場合は眼底出血の予兆の可能性大ですが痛みなどはありません。この時、血圧は相当高くなっています。この異常な高血圧の状態をほおっておくと眼底出血します。ちなみに管理人は眼底出血しましたが血圧は200mmHgを超えていました。


予防及び治療
高血圧状態を正常血圧(最高血圧140mmHg以下、最低血圧90mmHg以下)にすることです。高血圧症の人で自覚症状がでたら、一刻も猶予はできません。忙しい仕事を休んででも病院に行き、血圧を下げてもらわなければ間に合いません。その時、眼科のある総合病院に行かないと眼底検査はできません。高血圧でかかりつけの病院であればすぐに高血圧が原因で眼底出血の疑いがあるとわかりますが、総合病院でもなくかかりつけでもない病院に行くときには高血圧症であることを医者に伝えないといけません。
また、自覚症状がでて病院に行く間に血圧降圧剤以外にも血圧を下げる方法があります。薬のように確実性はありませんが、もし効果があれば眼底出血が軽微なもので止まる可能性があります。牛乳に酢酸酢を大さじ3さじ入れて飲みます。酢酸酢には血管を広げる作用があります。また、足首を回すと血圧が下がります。病院に着いても受付や順番待ちで結構時間がかかります。足首を回して血圧が下がればモウケモノです。

眼底出血を起こしたあとの治療も高血圧が原因とわかれば、出血の範囲が小さく視力低下も小さければ、目のほうは経過観察だけで、まずは高血圧の治療がおこなわれ、高血圧状態を正常血圧の範囲にすることです。
眼底出血の範囲が大きく視力低下も大きければ、止血用の内服薬が処方されたり、レーザー光での凝固術が行われたりするようです。
検診で眼底出血がみつかることもあります。本人が気づかないうちに眼底出血しているのです。ほおっておくと動脈硬化が進み大きく眼底出血する危険があります。


高血圧をほおっておくと再発の恐れ
眼底出血が起こると新たに別の血管ができますが、生まれたての赤ちゃん血管は弱く、高血圧の動脈血管に圧迫されると再び眼底出血の危険性がたかまります。一刻も早く正常血圧にしなくてはいけません。
また、赤ちゃん血管が破裂しなくても高血圧の状態が続けば眼底血管の動脈硬化が進み再び眼底出血の危険性が高まります。眼底出血を起こすと眼底の動脈硬化は早く進むといわれています。



■ 血圧を下げるには内臓脂肪を落とすのが効果的

アメリカでは、生活習慣の改善によって期待される降圧効果が示されています。

・肥満の方は体重を10kg減量することで5-20mmHgの血圧低下が期待されます。

・食事療法 野菜、果物、低脂肪食 8-14mmHg

・塩分制限 1日6g以下 2-8mmHg

・運動 毎日30分以上歩行 4-9mmHg

・アルコール摂取の制限 2-4mmHg


内臓脂肪を減らせば血圧は下がります。内臓脂肪はつきやすい脂肪ですがオトシヤスイ脂肪でもあります。管理人は酢漬け黒豆で内臓脂肪をおとし血圧をさげました。

毎朝、ヨーグルトに酢漬け黒豆15粒程度と黒豆のポリフェノールが溶け込んだ酢を小さじスプーンで6杯程度かけて食べます。夕食時には酢漬け黒豆を15粒程度食べます。
風呂へ入る前には牛乳に黒豆のポリフェノールが溶け込んだ酢を大さじ3杯程度入れて飲みます。飲むヨーグルトのような味で結構おいしいですよ。

酢だけでも血圧を下げる効果があります。お酢は血管の内と外の両側の壁に作用して、血管が拡張させるので当然、血液の流れはよくなりその結果血圧も下がるというわけです。ただし効果は1日です。毎日大さじスプーン1杯のお酢を飲まなくてはなりません。