高血圧症いびき・無呼吸症候群


■ いびき・無呼吸症候群は高血圧となり、心臓肥大を招く!

睡眠と高血圧は密接な関係があり、睡眠不足は肥満、糖尿病、高血圧、血管内皮機能(血液のスムーズな流れ)の障害を引き起こします。睡眠不足は動脈硬化の原因になるといわれています。動脈硬化は心筋梗塞や脳梗塞を引き起こします。理想の睡眠時間は7時間です。

いびきはよく眠っているのではなく、息の通り道の気道を舌の根元が垂れ下がり圧迫することで息苦しくなり、無理やり狭い気道で息を吸うためいびきをかくのです。つまり、いびきは息苦しくあえいでいる状態です。こうなると脳は「これは大変だ」と思い興奮の交感神経を働かせます。すると血圧は上昇します。つまり、高血圧症になりやすくなります。

いびきの原因となる気道の圧迫がひどくなりふさがれてしまうと睡眠中に呼吸が止まってしまう無呼吸症候群になります。無呼吸症候群の定義は「一晩(7時間)の睡眠中に10秒以上の無呼吸が30回以上、または、睡眠1時間あたりの無呼吸数や低呼吸数が5回以上おこる状態」と定義されています。

いびき・無呼吸症候群は息をするのに苦しんでいる状態で心臓に大きな負担がかかります。無呼吸で窒息しかけた状態から息を吹き返すときに心臓には80mmHgの内圧がかかります。血圧が120mmHgの人であれば200mmHgの血圧に跳ね上がり心臓に大きな負担になります。これは突然死などの引き金なることもあり、大変危険な状態です。こんなことを一晩に何回も何十回も繰り返していると高血圧症になります。

この状態が続くと心臓はこの圧力に負けないように心臓の壁を厚くしますがこれが心臓肥大となります。心臓の壁が厚くなってくると心臓の収縮ができにくくなり、血液を押し出す力が弱まります。やがて心不全となります。よく死因は心不全というあれです。

いびきは怖いですよ!原因は肥ったことが原因で気道が狭くなり舌も分厚くなり垂れ下がりやすくなるからです。




■ いびき・無呼吸症候群の対策はダイエットと睡眠時間の確保、横向きに寝る

いびきをかく原因は肥って余分な肉が付き気道を圧迫することですからダイエットして余分な肉をとることです。管理人は酢漬け黒豆を食べて7kg程度のダイエットに成功しました。ただ食べるだけで食事制限は一切していません。痩せすぎるのでむしろ以前より食べているぐらいです

睡眠不足はストレスとなり食欲増進のホルモンが分泌され食べ過ぎてしまい肥満になり、糖尿病や高血圧の原因になります。ダイエットを無理なくするには食事や運動に気を使うだけでなく睡眠時間に気を使えば食欲増進のホルモンも放出されにくく食欲も抑えられます。

仰向けに寝ると舌の根元が垂れ下がりやすくなります。いびきをかく人は仰向けではなく横向き又はうつ伏せで寝ると舌の根元は垂れ下がらず気道はふさがれることはありません。横向きに寝るには枕を高くすると横向きになりやすくなります。また、首がくるところが高くなっている枕は仰向けで寝るといびきをかきやすくなるので枕を替えたほうがいいです。

いびきは自分ではよくわかりません。他人から「すごいいびきだね。」などと言われて気付くこともあります。また、昼間にものすごい睡魔がおそってくるようなことがあったり、気がついたら寝ていたというようなことがあると無呼吸症候群が疑われます。病院にいったほうがいいのです。

血圧降圧剤を飲んでもいびきが原因で高血圧になっている人にはあまり効きません。高血圧の人はご自分の睡眠のスタイル、いびきを点検してみる必要があります。