高血圧症ダッシュ食


■ 高血圧対策に塩分を排出するダッシュ食

年をとってくると腎臓機能は衰え、悪い箇所もでてくるのが普通ですが残念ながら悪くなった箇所は元には戻りません。腎臓は塩分をおしっこといっしょに排出しますが弱った腎臓では塩分は思うように排出されません。

減塩の食事をしていても腎臓が思うように塩分の排出をしてくれないのでは高血圧は改善できません。塩分排出能力の高い血圧降圧剤の利尿薬なら効果が出るがその他の血圧降圧剤を服用してもあまり効果がでないといわれています。利尿作用のあるコーヒーとか飲んでも水分の排出だけで塩分は出て行ってくれません。

もともと生命は海で生まれましたが、陸上に上がった人間は塩分を排出しなければなりませんが弱った腎臓では塩分排出機能が衰えるため、本来は睡眠中は腎臓も眠るのですが眠らず塩分排出のため働かなければならず、それが夜間頻尿の原因にもなります。

塩分の排出にはミネラルが効果的であり、中でもマグネシウム、カルシウム、カリウムの3つのミネラルの摂取が重要で衰えた腎臓を補ってくれます。そこで今注目されているのがアメリカで高血圧の人向けのDASH食で成果も上がっています。Dietary Approaches to Stop Hypertension(高血圧を防ぐ食事方法)の略語です。

ダッシュ食は色の濃い野菜と果物を増やし、肉や脂肪分を減らすというものですがこの食事法の最大のポイントは野菜・果物・ナッツなどから塩分排出作用のあるミネラルを多く摂取する事にあり、それにより血圧は下がります。




■ マグネシウム、カルシウム、カリウムの3つのミネラル

一日の目標摂取量

マグネシウム カルシウム カリウム
500mg 1240mg 4700mg


ところでミネラルとはよく耳にしますがいったい何なんでしょう。一般的な有機物に含まれる元素(炭素・水素・窒素・酸素)以外に、生体にとって欠かせない元素のことで無機質とも言われる。厚生労働省によって 12 成分(亜鉛・カリウム・カルシウム・クロム・セレン・鉄・銅・ナトリウム・マグネシウム・マンガン・ヨウ素・リン)が示されています。糖質、脂質、蛋白質、ビタミンと並び五大栄養素の一つです。

ミネラルは単独でとってもあまり体に吸収されません。ミネラルウォーターをがぶ飲みしてもミネラルはあまり吸収されないのです。アミノ酸がミネラルの吸収を助けてくれます。アミノ酸とミネラルが含まれている食事でとるのがよいのです。味噌汁には大豆によりアミノ酸が多く含まれていますから味噌汁を飲むとミネラルが取れます。しかし、味噌汁一杯で塩分2gですから塩分が気になる人は味噌汁の上澄みを飲むようにするとよい。

以前にある講演であるお医者さんが現代人は長生きするが昔より病気が多い、原因はミネラル不足ではないかということで、なんとお医者さん自身で塩田を作り昔ながらの塩を作り患者さんに与えたところ病気が減ったと聞いたことがあります。ミネラルとは大切なものです。


マグネシウム、カルシウム、カリウムを多く含む食材

海藻類 豆・ナッツ類 果実類 野菜類 芋類 穀類
昆布、わかめ、
ひじき
大豆、あずき、
きな粉、アーモンド、
ごま、くるみ
バナナ
プルーン
干し柿
にら
ほうれんそう
芽キャベツ
やまいも
じゃがいも、
さといも
玄米


伝統的な沖縄料理はダッシュ食

世界一の長寿の沖縄ですがその秘密は伝統的な食事にあります。玄米食、緑黄色野菜、海藻をよく食べます。つまりダッシュ食です。


にら、ほうれん草

にら、ほうれん草は栽培が比較的簡単で害虫被害も少ないので家庭菜園のプランターでも栽培できます。プランターは土がたっぽり入るプランターのほうが乾燥しにくく養分も多いので手間はかかりません。


足首回しで、ふくらはぎにある腎経というツボが刺激

薬ではないので確実性はありませんが足首を回すとふくらはぎにある腎経というツボが刺激され、腎臓の機能が良くなります。

足首回しの方法