高血圧症朝食に果物


■ 朝食に果物に含まれるカリウムで朝の血圧を下げる ⇒ 脳梗塞、心筋梗塞予防

高血圧症の人が脳梗塞や心筋梗塞を発症するのは午前中です。脳梗塞などの脳卒中は起床から2時間以内、心筋こうそくは起床から1時間以内に集中していることが判明、早朝高血圧が大きな原因だと考えられています。

早朝高血圧

早朝高血圧とは、起きがけに体の隅々まで酸素と栄養を届ける必要があることから、誰しも起きがけの血圧は上がります。体内にある「闘争ホルモン」という物質が血圧を上げてくれます。これは人間が生きていく上で必要なメカニズムなのです。しかし、血圧が上がりすぎては困るので調節する機能もあり、「血管内皮細胞(けっかんないひさいぼう)」が血管を広げる物質を出して調整します。血圧が正常な人の場合は、血圧がある程度まで上がると、この仕組みが正常に働き、起きがけでも血圧が上がりすぎることはありません。

しかし、ストレス、睡眠不足や運動不足などの原因で自律神経が乱れると血圧調整も乱れ危険な高血圧状態になります。


ストレスの緩和や睡眠の改善、運動などが対策となりますが朝食に塩分排出効果が期待できるカリウムが含まれている果物を食べることも高血圧や脳梗塞、心筋梗塞予防となります。




■ 果物朝食は簡単・・・特にバナナはお勧め

一時、バナナダイエットが流行り店頭からバナナが消えたことがありましたが、今はバナナダイエットなどしている人はほとんどいないと思われます。同じ物ばかり食べていると栄養が偏り健康にもダイエットにもよくありません。

朝、忙しくろくに朝食を食べていない人、高血圧症の人にはバナナは皮をむくだけで簡単に食べられるのでお勧めです。

バナナには血圧を下げるミネラルのカリウム、マグネシウム、カルシウムが含まれています。日頃から血圧が高目の人には特におすすめです。

簡単なのはバナナだけでなくフルーツジュース、野菜ジュース、トマトジュースなどの缶類も売られているので冷蔵庫に入れて置くと朝食で塩分排出のカリウムなどのミネラルを簡単に摂ることができます。

最近はコンビニなどでカットフルーツなども売られているので便利です。また、果物、野菜には食物繊維が含まれているので便通に効果があります。


■ 朝食で体内時計はリセットされる。⇒ 高血圧対策

朝になると目が覚め、14時間程度たつと眠くなるメラトニンが放出されだし眠くなってきます。生体のリズムを刻んでいるのが体内時計ですが、体内時計は24時間ではなく25時間程度といわれ原因は電球が発明され人間が活動できる夜の時間を手にいれたからとされています。

体内時計は朝日を浴びると脳にある体内時計はリセットされ、朝食をしっかり食べると腹時計はリセットされます。体内時計は各臓器、皮膚などにもあるとされ、脳にある体内時計と腹時計がリセットされると臓器などにあるその他の体内時計もそろい生活のリズムが整います。

ストレスや不規則な生活で体内時計が狂うと自立神経が乱れ高血圧症や糖尿病、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病になりやすくなります。

体内時計をリセットするには朝食にタンパク質と炭水化物を摂るのが効果的です。果物だけだと炭水化物はありますがタンパク質が不足するので牛乳やヨーグルトなどもいっしょに食べたほうがよいのです。

もちろん、普通のご飯に味噌汁、魚の干物やパンにハムエッグ、サラダなどの方が栄養のバランスはとれていますが高血圧症の人は果物を加えたほうがよく、朝食を食べない人は調理のいらない果物にヨーグルトなどを食べたほうが高血圧対策になります。