高血圧症不整脈


■ 生活習慣や睡眠不足などでも不整脈は起こるが高血圧や糖尿病の人は要注意

健康診断などで不整脈と診断されると重大な心臓病のように想像しがちですが、健康な人でもかなりの頻度で不整脈は起こります。不整脈で一番多い心房期外収縮は、睡眠不足や飲酒、コーヒーなどのカフェインの摂り過ぎなどが原因で起きることが多いので高血圧症や糖尿病がない人は、特に心配はいらないが、高血圧症や糖尿病の人は心筋梗塞や脳梗塞などのリスクが高くなるケースもあり注意が必要で、生活習慣を見直し食事や睡眠などに気をつけ規則正しい生活を心がけ、自律神経を落ち着かせて不整脈が起こらないように努めましょう。



特に睡眠は重要で疲労物質のFFタンパク質を除去するには睡眠以外にはほとんど方法はなく、睡眠不足等で疲労が溜まると、自律神経が興奮して自分が疲れていることすらわからなくなります。たまの休日によく寝るとかえって疲れを感じますが、これは疲れていることが感じられるところまで披露がとれたのです。不整脈の自覚症状として動悸がありますが、夜、寝ようとしても自律神経が興奮しっぱなしで口から心臓が飛び出すような動悸を感じたら、血圧が上がった状態で大変危険です。


睡眠時間は個人差があり一概にはいえませんが、7時間睡眠が世界的に心臓病が一番少ないといわれています。6〜7時間程度は睡眠がとれるようにしましょう。


主な不整脈の種類と対応策
 症状  発症しやすい人  治療
心房期外収縮 脈が一定のリズムを刻まずに、そのタイミングがずれる状態のこと 健康な人の9割以上で起こる 胸部X線検査が正常で、高血圧、糖尿病がなければ治療しなくてもよい
心室期外収縮 脈が一定のリズムを刻まずに、そのタイミングがずれる状態のこと 健康な人の5割近くに起こる 胸部X線検査が正常で、12誘導心電図で心室期外収縮の異常がなければ治療は必要ない
心房細動 心臓が小刻みに震えてしまい、心房が正常に収縮や拡張ができなくなる状態のこと 加齢とともに増加。全人口の1%に起こる
65歳以上では約3%の人に起こる
心不全、高血圧、糖尿病、75歳以上、脳梗塞などがあれば、治療が必要。女性の場合は甲状腺の治療を行う
洞徐脈 心拍数が40/分以下と遅い状態のこと 若い人に多い 24時間心電図検査をし、再度洞徐脈が表れるようならめまいなどに注意。甲状腺機能低下症が見つかることも。失神、めまいなどの症状がある場合には、専門医を受診する

心房期外収縮、心室期外収縮は一般的に良性とされ、洞徐脈も比較的に怖くないとされていますが、心房細動は脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが高くなり危険です。



■ 心房細動は血液が送れなくなる怖い不整脈

心房細動は心臓が小刻みに震えて、血液が送れなくなる不整脈です。心房細動になると心房内に血栓ができてそれが体内に流れ、脳の血管をつまらせれば脳梗塞を引き起こします。高血圧症、糖尿病や75歳以上の人で心房細動の不整脈があると脳梗塞、心筋梗塞のリスクが非常に高まります。

血栓ができないように血をサラサラにする薬などを服用する必要があります。また、動脈硬化が進んでいるケースが多いので悪玉コレステロール(LDL)を減らし、善玉コレステロール(HDL)を増やし、AGE(糖化最終産物)を減らすような食事や有酸素運動をして動脈硬化を改善し、血管を若返らせねばなりません。



具体的には野菜を増やし、肉類を減らす食事で、野菜は大きめに切り何回も噛まないと飲み込めないようにし、野菜を食事の初めに食べて野菜に含まれる食物繊維の働きを高めて腸壁から高カロリーな物が吸収される前に食物繊維に吸収してもらい、内臓脂肪の蓄積を抑え燃えやすくします。野菜の次に魚、肉を食べ、ご飯は最後に食べます。野菜を大きめに切って食べにくくしていると噛む回数が増え、満腹中枢が働き満腹感でご飯がわずかしか食べられなくなり内臓脂肪が減り、血管が若返り動脈硬化が改善すれば不整脈も改善してきます。


また、料理に使う油類は不飽和脂肪酸のオリーブオイルを使い善玉コレステロール(HDL)を増やすように努める。

高血圧症の管理人は、黒豆を食べて内臓脂肪を減らし、動脈硬化を防ぐようにしています。


1日20分程度の散歩を含めた軽度の運動習慣が動脈硬化予防になります。



突然死につながる怖い不整脈を見分ける症状

突然目の前が白くなるようなめまいや突然の失神などの症状は心臓からの血液が少なく急に血圧が下がり起きる。

このような症状を経験した人は循環器の受診をお勧めします。