高血圧症カルシウム不足が高血圧に


■ カルシュームが不足すると血圧が高くなる。

カルシウムの調節機能が弱い人は、せっかく吸収したカルシュームも有効に使われずに尿といっしょにでてしまったり、また消化器からのカルシウムの吸収が悪い人も血中カルシウム濃度が低くなるため、カルシウム濃度を上げようとして、活性型ビタミンDなどのカルシウム調節ホルモンがはたらきだし、血圧が上がります。

欧米などの研究によると、普段からカルシウムを食事などから取っている人は、摂らない人と比較して、脳卒中になりにくいといった結果が報告されています。

カルシウムは、心臓などの筋肉を動かすのに欠かせない物質です。血液中のカルシウム濃度が下がると骨などからカルシュームをもってきます。それが高血圧、動脈硬化、骨粗しょう症につながります。

カルシウム不足になると血管の細胞は、なぜかカルシウムをため込んでしまうのです。骨からカルシュームを持ってくるので骨が弱くなる骨粗しょう症になる可能性があり、血管にカルシウムがたまると、血管が石灰化する危険な動脈硬化です。その部分が傷つきやぶれやすくなります。




■ カルシウムを摂るときは、酢やビタミンDと一緒に摂ると効果的

ビタミンDには、次のような効果

■腸からのカルシウムの吸収をよくする
■尿でカルシウムが捨てられないようにする
■骨芽細胞の働きを助ける
■筋肉に作用し転倒しにくくする


野菜、魚、キノコ中心の食生活
野菜、魚、キノコを中心とした食生活の場合、野菜にはカルシウムが、魚やキノコにはビタミンDが含まれています。
ビタミンDは、日光に当たると紫外線の作用で、皮膚で活性化されるので、一日30分ほど日光に当たるのもよいようです。

最近は牛乳離れが進んでいるようですが、牛乳はカルシュームの吸収のよい食品で、1日に400mlの牛乳を飲むのが理想的だそうです。牛乳の脂肪分が気になる人は、脱脂粉乳を飲むとよいようです。

酢はカルシュームの吸収を50%UP
酢にもカルシュームの吸収をよくする効果があり、50%程度アップすると言われています。酢には血圧を下げる効果もあります。アジの南蛮漬けなどがお勧めです。酢漬け黒豆を毎日食べると黒豆のカルシュームも摂れ、黒豆と酢の血圧降下作用もありその上便通がよくなりダイエット効果もあるので特におすすめです。

カルシュームの多い食材としては牛乳、小魚、ひじき、切干ダイコン、ほうれん草、小松菜、大豆などです。



■ ストレスにはカルシュームが有効

血圧はいつも変動していますが、ストレス状態のときは交感神経が働き血管のまわりの神経が血管を締め上げて血圧を上げます。リラックス状態のときは副交感神経が働き、血管を拡張します。

高血圧の人はストレス状態にならないように気をくばらなくてはいけません。カルシュームには脳神経の興奮を抑制する働きがあるので、脳細胞に十分なカルシュームが行き届いていれば、多少の精神的なショックを受けても平常心でいられます。

カルシュームを充分摂っていればストレスにも強くなれるのです。カルシュームを摂るだけでなく適度な運動をしてその栄養分を骨に染み込ませると一層の効果が期待できます。

骨や歯を丈夫に保ち、筋肉や神経の働きをスムーズに保つのがカルシュームの働きです、カルシューム不足はストレスに弱く「すぐ切れる」性格の一因との指摘もあります。

仕事でも忙しくストレスが溜まると根気がなくなり、イライラしたり、怒りっぽくなりベストな判断ができなくなり失敗したりします。そういう時はカルシュームを多くとり、睡眠を充分とり一呼吸いれるのもいいかもしれませんね。

高血圧の人はストレス状態に陥らないようにカルシュームを日頃から意識し、食事でカルシュームを補うようにしましょう。