高血圧症仮面高血圧


■ 仮面高血圧とは?以外に恐ろしい「仮面高血圧」

仮面高血圧とは?
血圧はいつも変動していますが、健康な人であれば、日中の活動している時が血圧が最も高い状態になります。ところが、日中の血圧測定で正常範囲内なのに、夜間や早朝のみ、あるいは職場でのみ高血圧になる人が数多くいることがわかってきました。このような隠れ高血圧を、「仮面高血圧」と呼びます。


以外とこわい仮面高血圧
仮面高血圧は本当は高血圧なのに日中、病院などで測定すると正常値のために高血圧の治療を受けず血圧降圧剤で血圧コントロールを行わないため心血管疾患を発症する危険が高まります。高血圧の人が心血管疾患を発症する比率は、血圧が正常範囲にある人達の2倍に上ると言われます。つまり、仮面高血圧は、高血圧症だが血圧コントロールに成功している人達より、厄介です。

危険因子が重なると危険
「仮面高血圧」であっても睡眠不足、ストレス、肥満、食塩、酒、運動不足、寒冷、喫煙などの危険因子が重なると脳卒中や心筋こうそく、慢性腎臓病、動脈硬化などの病気を招きやすくなります。




■ 血圧は自己管理の時代 お腹が出始めたら「家庭血圧」

日中、病院で血圧を測定しても正常値なので自分で血圧測定を行う「家庭血圧」を行わないと「仮面高血圧」は発見できません。
日本人は50歳を過ぎると2人に1人は高血圧と言われています。お腹が出始め、メタボシンドロームが気になりだしたり、健康診断などで血圧が高めになると「家庭血圧」をお勧めします。


「家庭血圧」⇒朝、起きたら、血圧を測る習慣
血圧測定は、最も安定した値が得られる起床排尿後がベスト。椅子に座って又は寝たまま2回程度腹式深呼吸する(3秒吸って、5秒かけて吐く)、測定前にはコーヒーなどカフェイン入り飲料を飲んだりタバコを吸ったりしない、測定は2回行い、2回目の数値を使う。


「家庭血圧」は135mmHg、85mmHgで高血圧
病院などでの血圧測定では、140mmHg以上、90mmHg以上がどちらか又は両方共でで高血圧になりますが病院などのように緊張する所ではなくリラックスできる家庭では、135mmHg以上、85mmHg以上がどちらか又は両方ともで高血圧となります。



■ 仮面高血圧になりやすい早朝高血圧は危険!

早朝高血圧とは、起きがけに体の隅々まで酸素と栄養を届ける必要があることから、誰しも起きがけの血圧は上がります。体内にある「闘争ホルモン」という物質が血圧を上げてくれます。これは人間が生きていく上で必要なメカニズムなのです。しかし、血圧が上がりすぎては困るので調節する機能もあり、「血管内皮細胞(けっかんないひさいぼう)」が血管を広げる物質を出して調整します。血圧が正常な人の場合は、血圧がある程度まで上がると、この仕組みが正常に働き、起きがけでも血圧が上がりすぎることはありません。

早朝高血圧の人の場合は、この血管内皮細胞が弱っており、血管を広げることができず、血圧が上がりっぱなしになってしまいます。血圧が正常な人の場合、起きがけの血圧が135mmHgより高くなることはほとんどないので起きがけに135mmHg以上の人は寝る前と起きた後(30分以内)に血圧を測り、上の値の差が 20mmHg以上、上の平均値が 135mmHg以上だと早朝高血圧の可能性があるので注意が必要です。

脳梗塞などの脳卒中、心筋梗塞が起こる時間は脳卒中は起床から2時間以内、心筋こうそくは起床から1時間以内に集中していることがわかっています。早朝高血圧が大きな原因だと考えられています。仮面高血圧で早朝高血圧の人は治療を受けていないため大変危険です。


夜間高血圧は動脈硬化?
夜間高血圧は健康な人であれば、夜になり交感神経から副交感神経へ切り換わり、血管が拡張し血圧が下がりますが動脈硬化が進行していると、自律神経のモード変更程度では、血管が十分に広がらないため血圧が高くなり大変危険です。



■ 血圧を下げるにはまず生活習慣の見直し

■適度な運動をする。
■腹部肥満(メタボリックシンドローム)があれば減量する。
■塩分を控える。1日6gが目標
■バターや肉など固形の脂肪の摂りすぎ、バランスの良い栄養など食事に気をつける。
■ストレスと上手に付き合う。
■多飲酒はさける。平日ビール中びん1本、週末2本まで
■タバコは吸わないようにする。


早朝高血圧の人は血管を広げる血管内皮細胞が弱っています。血管内皮細胞を回復させるにはメタボリックシンドロームの原因である内臓脂肪を減らし、軽い有酸素運動をすると効果があります。

時間などでなかなか運動できないという人は、小まめに動くだけでも運動になります。歩くときは大きく手を振って歩く、エレベーターではなく階段を使う、一駅歩く、人にものを頼まず自分でする、とにかく日常生活でチョコマカ動けるだけ動く、後は食事に気を使う。

メタボリックシンドロームの犯人の内臓脂肪は高血圧の原因でもあります。内臓脂肪が多いと阻害要因となる物質が放出されますが、内臓脂肪が減ると善玉物質が放出されます。

管理人は酢漬け黒豆で約5kgのダイエットに成功しました。内臓脂肪が減り、ズボンがプカプカになり、ベルトの位置が変わりました。とにかく下剤かと思うぐらい便通が良くなります。もちろん下剤ではありません。腸の働きがよくなるのです。それに黒豆の色素成分シアニジンは、内臓脂肪の蓄積を抑え燃やす効果もあります。食べても太りにくいのです。黒豆の色素成分シアニジンは血圧を下げ、血管をしなやかにする働きもあります。

ストレス状態が長く続くと高血圧になります。ストレスに強くなるにはカルシュームが有効ですが、黒豆にはカルシュームま多く含まれています。管理人は黒豆を漬け込み色素成分が溶け込んだ酢をヨーグルトにかけたり、牛乳に入れたりして食べています。カルシュームをとり、ストレスに強くなり血圧も下げる効果を期待しています。

NHK放送のためしてガッテンで血管内皮細胞を回復させ、早朝高血圧から脱する軽い運動事例が放送されました。それは、「鼻歌ウォーキング」です。鼻歌を歌える程度の速度で歩くのがよいというのです。もちろん生活習慣の見直しとセットです。


早朝高血圧は仮面高血圧の人だけの問題でない!

高血圧で血圧降圧剤で血圧をコントロールしている人も早朝は知らず知らずの間に薬の効果が切れる時間帯です。薬を飲んでいるからといって安心はできません。日頃から血圧を下げる努力が必要です。管理人の場合は酢漬け黒豆と漬け込んだ酢をヨーグルトにかけたり、牛乳に混ぜたりして食しています。それでも血圧のコントロールなかなか難しいものです。