糖尿病スカスカでない新型骨粗鬆症


■ 糖尿病と骨粗鬆症、骨がスカスカじゃない新型の骨粗しょう症

糖尿病はいろいろな合併症を引き起こしますが骨にも影響しているのではないかといわれています。骨を作る細胞の働きを弱めたり、骨を作るのに重要な働きをするビタミンDの生成を阻害し骨量を減少させます。

又、糖尿病の食事療法でカロリー制限をしている人ではカルシューム不足になる人もおり、カルシューム不足になると血中カルシュームを補うため骨からカルシュームが溶け出し骨粗鬆の要因になります。

ここまでは、普通のカルシューム不足で骨がスカスカになる骨粗しょう症ですが、カルシューム不足で骨がスカスカでない新型の骨粗しょう症があり、原因は高血糖だそうです。糖分が骨に入り込み骨密度は十分あるのに骨が折れやすくもろくなるのです。

糖尿病は本当に恐ろしい病気です。




■ 糖分が骨に入り込んだ新型の骨粗しょう症とは?

新型といっても新しいウイルスに犯された骨粗しょう症ではなく犯人は高血糖です。最近、明らかになってきたので新型の骨粗しょう症といわれています。

骨の主成分は、体積ではカルシウムが半分、残り半分はコラーゲンです。コラーゲンがカルシュームをつないでしなやかで折れにくい丈夫な骨を形成していますが、高血糖な状態では骨に糖分が入り込みコラーゲンと結びつきコラーゲンのしなやかさを奪い折れやすいもろい骨になってしまうのです。

骨密度が原因ではないのです。骨密度が70%をきると骨粗しょう症ですが骨密度は問題ないのに骨が折れやすい骨粗しょう症です。

骨の中で1番骨折しやすいのは信じがたいが背骨だそです。この背骨が新型の骨粗しょう症の人は気がつかない間に骨折していることもあるらしいのです。

普通、何処の骨にひびが入っても痛くてたまらず、ましてや骨折となれば相当に痛いはずですが、おそらく通常の骨折で背骨が折れていたとすれば到底歩くことはできないと思われます。

人間にとって背骨は重要な骨です。一度骨折すれば、その死亡危険率は骨折していない人の8倍にもなるといわれています。糖尿病とは恐ろしい病気です。



■ 骨がスカスカじゃない新型の骨粗しょう症の対策

この新型の骨粗しょう症の検査は行われてはいないようです。まず第一に高血糖の状態を改善することが予防ですが、運動と食事で対策ができます。


運動

骨密度を高めるには体重をかけながら行う運動が効果があることがわかっています。ウォーキングやスクワット、階段の昇り降りなどです。


食事

食事からとる栄養素ではビタミンB6、ビタミンB12、葉酸です。

ビタミンB6・・・マグロ赤身、カツオ、サケ、鶏ささみ、大豆など

ビタミンB12・・・サンマ、イワシ、アサリ、シジミ、ハマグリなど

葉酸・・・ブロッコリー、ほうれんそう、春菊、枝豆、アスパラガスなど