糖尿病AGEを減らして糖尿病を予防改善


■ 糖尿病患者はAGEのできやすい環境にあり、老化が早く進み寿命も短い

AGEとは糖化最終産物のことで例えば肉や魚を焼くとこげた部分ができますがこれがAGEで熱により糖とタンパク質などが結びついてできる物質です。体内にある糖はタンパク質などど結びつきAGEを形成していきます。この物質が体内に貯まると老化が進む老化原因物質とされています。

糖尿病の人は血糖値が高くAGEができやすい環境にあり、血管が硬くなり動脈硬化が進むのも血管がAGE化することが大きな原因で、動脈硬化が進むと老化が早く進み、血管ダメージは糖尿病のいろいろな合併症を引き起こします。また、血糖値が高いと糖は骨でもコラーゲンと結びつきAGEを形成し骨を茶色にし、スカスカではない骨粗しょう症を引き起こしたりします。糖尿病は老化促進病のようなもので、実際に糖尿病患者の平均寿命は男性で10歳短く、女性では13歳も短い。

糖尿病の治療は食事療法での血糖コントロールが重要ですが、AGEの少ない料理方法や体内でAGEを作らせない食事方法も重要になります。

AGEは体内にある糖によって形成され蓄積しますが、それだけではなくAGEを多く含む調理品の一部も体内に蓄積されます。

糖尿病に限らず、老化はしたくありません。歳はとっても老化せず健康で長生きしたものです。そのためにはAGEを減らして若々しくしていたいものです。




■ AGEを減らす食事方法、調理方法

AGEを減らす食事方法は急激に血糖値を上げないようにすることです。

それには血糖値の上昇をおだやかにする働きのある食物繊維を含む野菜、海藻、キノコ類をたくさん食べるようにし、食べる順番も植物繊維を含む物を先に食べるようにし、それから魚、肉、急激に血糖値を上げやすいご飯は最後に食べるようにする。食後はリラックスせず食事の後片付けなどしてエネルギーを使い血糖値の上昇を抑える。

炭水化物は食べ過ぎない。


AGEを減らす調理方法は高温加熱はなるべく減らす。

糖も油もタンパク質も重要な栄養ですが、糖に油、タンパク質と高温が加わるとAGEができやすいのでできるだけ低温で調理できる料理を選択する。生で食べれる冷奴などは最適です。目玉焼きよりは卵かけご飯やスクランブルエッグです。また、こげめのつきやすい料理はさけ、鍋物や蒸し焼きを選択する。油は常温で固まるバターや肉の油はできるだけさけ、常温では固まらない魚の油がよく肉よりは魚料理の方がよい。

油は不飽和脂肪酸のオリーブオイルを使うようにする。

また、抗酸化物質の緑黄野菜、紫色の野菜果物を食べるとAGEはできにくい。