糖尿病診断基準・再検査・血糖コントロール


■ 糖尿病型・正常型・境界型の区分と判定基準

@早朝空腹時血糖値126mg/dl 以上

A75gOGTTで2時間値200mg/dl 以上

B随時血糖値200mg/dl 以上

CHbA1c (JDS値)が6.1%以上 [ HbA1c (国際基準 NGSP値)が6.5%以上 ]



D早朝空腹時血糖値110mg/dl 未満

E75gOGTTで2時間値140mg/dl 未満



@〜Cのいずれかが確認された場合は[糖尿病型]と判定する
ただし@〜BのいずれかとCが確認された場合には、糖尿病と診断してよい。

DおよびEの血糖値が確認された場合には[正常型]と判定する。

上記の[糖尿病型] [正常型]いずれにも属さない場合は[境界型]と判定する。



HbA1c

HbA1cにより過去1〜2ヶ月の血糖状態がわかります。血糖が低くコントロールされているほど、低い値を示します。HbA1cが高いほど、心臓病などのリスクが高くなります。

HbA1c (NGSP)は国際基準値でHbA1c (JDS)に0.4%を加えた値に相当し、平成24年4月1日より使用されている。


血糖値は、前日の食事や飲酒、ストレスなどの影響を受けるため、診断の結果が糖尿病型に該当してもすぐに糖尿病と診断されるわけではありません。症状のあるなしや再検査での結果で診断されます。職場や市町村の健康診断を定期的に受け、予防の意識を普段から持つようにしましょう。



■ [糖尿病型]とされた人の再検査の流れ&糖尿病患者の血糖コントロールの指標と評価

初回検査で[糖尿病型]とされた人の再検査の流れ

糖尿病型とされた人の検査の流れの表

血糖値とHbA1cの同日測定を推奨し、より早期に糖尿病と診断する。

初回検査と再検査の少なくとも一方で、必ず血糖値の基準を満たすことが必要(HbA1cのみは不可)



糖尿病患者の血糖コントロールの指標と評価

指標     不十分 不良 不可
HbA1c
(NGSP)
(%)
6.2未満 6.2〜
6.9未満
6.9〜
7.4未満
7.4〜
8.4未満
8.4以上
HbA1c
(JDS)
(%)
5.8未満 5.8〜
6.5未満
6.5〜
7.0未満
7.0〜
8.0未満
8.0以上
空腹時
血糖値
(mg/dl)
80〜
110未満
110〜
130未満
130〜160未満 160以上
食後2時間
血糖値
(mg/dl)
80〜
140未満
140〜
180未満
180〜220未満 220以上


妊娠(妊娠前から分娩までの間)では、空腹時血糖値70〜80 mg/dl、食後2時間血糖値120 mg/dl 未満、HbA1c(NGSP) 6.2% 未満 [HbA1c(JDS) 5.8% 未満] を目標としましょう。