糖尿病糖尿病の症状


■ 糖尿病の症状:初期症状は自覚症状が少ない

病気は早期発見、早期治療が重要ですが困ったことに糖尿病は初期では自覚症状が少なくわかりにくいのです。どうも身体の調子がおかしいので病院に行くと「糖尿病です。すぐに入院してください。」ということになりかねないのです。
糖尿病予防には定期健診などで血糖値を把握し高目なら症状がなくても日頃から対策が必要です。また、家族、家系に糖尿病の方がおられる方も注意が必要。多飲・多尿、おしっこの色・泡立ちなどを常に気にかけるようにしましょう。

糖尿病の合併症を発症した糖尿病患者の寿命は、平均寿命の70%と言われています。 糖尿病合併症の腎不全の為年間1万人以上の人が、人工透析を始めています。糖尿病網膜症による失明は、年間3000人を超えています。大変恐ろしい病気です。




■ 糖尿病の症状

糖尿病の初期症状
糖尿病は、初期の自覚症状は大変わかりにくく多飲・多尿程度でです。
インスリンの働きが悪くなったり出が少なくなると血糖値が高くなります。そうすると身体は血糖値を下げようとして水分を補給しようとしてのどの渇きを感じ多量の水を飲むようになります。水をたくさん飲めば当然多尿になります。


糖尿病の進行によって症状が増えてきます。
糖尿病が進み血糖値がかなり高い状態が続くと

■倦怠感:体がだるく、疲れやすくなる。
インスリンの働きが悪くエネルギーが細胞に正常に届けられないので体がエネルギー不足になる。
■食欲が異常に強くなる。(一時的)
■体重の減少:食欲はあるが痩せてくる。
■尿に糖が出る:小便の色が濃く泡立つ
■血液がドロドロになる:血液の流れが悪くなる。
動脈硬化が進み心筋梗塞、脳梗塞を起こしやすくなる。
■むくみが出てくる。
■皮膚が化膿しやすくなる。
■性欲が低下しインポテンツや月経異常など。



■ 糖尿病合併症による症状メタボリックシンドロームも考慮!

糖尿病神経障害の症状
糖尿病合併症の中で、神経障害は自覚症状の手足のしびれ、針で射されたようなチクチクした痛みなどが初期の頃から現れます。病院にいき適切な治療を受け血糖コントロールすれば、症状を改善することが可能です。


糖尿病性網膜症の症状
糖尿病性網膜症は進行程度により3段階に分類されていますが困ったことに1段階の単純網膜症、2段階の前増殖網膜症ではほとんど自覚症状がありません。3段階の増殖網膜症で自覚症状があらわれます。
自覚症状として見えにくい、黒いすすのようなものが見える、視野の一部が欠けて見えるなどですがかなり進行した状態です。
これは眼底の毛細血管がもろくなり血液がにじみでたり、部分的に目詰まり起こしたり、眼底出血が原因です。

糖尿病網膜症は、糖尿病になってから、治療をしないまま放置していると、5年から10年がたつうちに、じわりじわりと発症するといわれています。糖尿病患者の約40%が糖尿病網膜症を発症するといわれていて失明する危険度の高い怖い病気です。


糖尿病腎症の症状
糖尿病性腎症は5段階に分けられていますが、初期の第1期、第2期ではほとんど自覚症状がありません。しかし、他の糖尿病合併症の神経障害や網膜症の発症の時期と重なりやすいとされています。

第3期は前半と後半に分けられ前半では自覚症状はほとんどありませんが後半では血圧が上昇したり、足などのむくみがでたり、だるさなどの自覚症状がでたりします。

第4期では倦怠感や疲れやすさの自覚症状がでます。そして第5期にはいると人工透析治療が必要になります。人工透析を行わないと生命の危機です。

考えてみてください、水道水が安全なのは川などから引きこんだ飲めない水をろ過してきれいにして塩素を加え殺菌して水道水にしています。腎臓は血液のろ過装置でおしっこを作り、毒物を体外に排出する内臓です。
この腎臓が機能しなくなると汚れた血液がろ過されることなく体内をめぐることになります。汚れた水を飲み続けるのと同じです。病気になります。糖尿病腎症は恐ろしい病気です。



■ 糖尿病の治療を怠っていると間違いなく合併症に

糖尿病を発症すると完治することはありませんが、早期発見早期治療で進行を遅らせたり、合併症を発症させないのが治療目的のようです。
治療は、食事療法、運動療法、薬物療法で血糖コントロールが中心です。

初期の頃は自覚症状があまりない糖尿病ですから日頃から健康に気をつけ、メタボなお腹やストレス状態にならないように気をつけ、健康診断を定期的行ったほうが身のためです。

ストレス状態になるとイライラ解消のためついつい食べ過ぎたり、間食したりします。物を食べると口、胃、腸などの内臓が働きますがこの内蔵を動かしているのはリラックス状態で働く副交感神経です。食べると副交感神経が働くのでリラックスできるのです。

しかし、食べたり飲んだりしてリラックスできても確実に太り悪循環に陥ります。糖尿病をはじめとする生活習慣病になってしまいます。

ストレス解消には睡眠が一番有効のようです。忙しい現代社会おちおち寝てられませんがなるべく規則正しく快眠できるように心がけたいものです。

それが糖尿病などの生活習慣病の予防になります。