糖尿病糖尿病の食事療法−1


■ 糖尿病の食事療法は家族みんなが食べれる健康食

食べてはいけない食品はなく、特別な食事は必要ありません。
糖尿病の食事療法は、過食や偏食をせずに規則正しく食べることが基本です。ご家族みなさんが同じメニューで食べれる健康食です。

ポイントは3つありあります。

1.御自分にあったエネルギー量の食事 2.栄養バランスの良い食事 3.合併症予防に気をつけた食事




■ 糖尿病の食事療法 1.御自分にあったエネルギー量の食事

一日に必要なエネルギー量は、年齢、性別、身長体重、活動量、血糖値、合併症の有無などにより各個人でそれぞれ違います。病院で診察を受けている方は医師からエネルギーの指示があります。

通常、男性で1400〜1800kcal、女性で1200〜1600kcal程度になります。BMIの適正エネルギー量の計算からご自分の一日に必要なエネルギー量は計算できます。もし、糖尿病の疑いがあるが病院で診察をうけていない人は参考にしてください。

主食のエネルギー量がわかっていると便利です。ごはん150gで約240kcal、食パンだと1.5枚の90gで約240kcal、スパゲティだと60gで約240kcalになります。



■ 糖尿病の食事療法 2.栄養バランスの良い食事メタボリックシンドロームも考慮!

エネルギー量を守りながら、炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル、植物繊維など身体に必要な栄養素を過不足なくとることが大切です。主食の量を決め、おかず、食べ方を工夫します。


早食いをやめ、ゆっくりよく噛み腹八分目にする
ゆっくり楽しく食べると満腹感が増して食べ過ぎを防ぐことができます。満腹感は胃袋で感じるのではなく脳で感じます。脳が満腹感を感じるには15分程度かかりますが早食いだとその間に食べ過ぎてしまいます。


朝、昼、夕食の量を均等にして規則正しく
食事を抜いたり、まとめて食べたりするとインスリン分泌のパターンが乱れたり、すい臓への負担が増えます。


食事はまんべんなくいろいろ食べる
食べてはいけないもの、多く食べたほうがよいものはありません。毎日いろいろな種類の食品を適量たべましょう。


野菜類(きのこ、海草も含む)を毎食しっかりとる
野菜類はエネルギーが低く、ビタミン、ミネラル源の摂取に重要ですし、何より食物繊維があります。野菜類をなるべく先に食べると食物繊維に消化が手間取ります。先がつかえると後から食べた物も消化がゆっくりになります。そうすると血糖値がゆるやかに上がりゆるやかに下がります。それに便通がよくなります。
毎食両手一杯程度はとるようにしましょう。


脂肪の多い食品や油の多い料理はひかえる
少量でエネルギーが高いので、脂肪を多く含む食品や油の多い料理の品数をおさえましょう。

嗜好品(お酒、おやつ類)はなるべく控える
アルコールやおやつ類は、食事療法を乱すもとになりやすいため、なるべく控え、肥満度の高い方はやめたほうがよい場合があります。



■ 糖尿病の食事療法 3.合併症予防に気をつけた食事

血圧、コレステロールや中性脂肪のコントロールも大切
心筋梗塞や脳卒中などの動脈硬化性の疾患や、糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症、糖尿病神経障害などの合併症によって生活の質を落とさないために、血糖のコントロールと同時に血圧、コレステロールや中性脂肪のコントロールも大切です。


塩分はひかえる
高血圧があれば塩分摂取は1日6g未満、高血圧がない場合も7〜10gをめざしましょう。
麺類や汁物の汁を残す。
塩分の味付けの替わりに柑橘類などで香り、うま味、辛味、酸味などを利用。
加工食品は多く塩分を含んでいることが多いのでできるだけ生鮮食品を利用


血中脂質の異常に注意する
コレステロールや飽和脂肪酸を多く含む食品、具体的には常温で固まる油です。中性脂肪を増やすようなあまいものも控えましょう。
卵、霜降りの肉、アイスクリーム、菓子類、レバー、バター、ジュースなどです。


食物繊維を多めに
食物繊維は食後の血糖急上昇を押さえるだけでなく、コレステロールの排泄を助ける働きもあります。毎食しっかりとりましょう。



■ 血液をサラサラにする食材『おさかなすきやね』

血液がサラサラになれば血管の流れも良くなり血圧もさがり、糖尿病にも効果があります。血糖値の高いドロドロ血は改善しなくてはなりません。

以前、病気入院していた時に病院の栄養士さんに教えてもらいました。血液をサラサラにしてくれる食材の頭文字で『おさかなすきやね』

1.お:お茶
2.さ:魚
3.か:海藻
4.な:納豆(大豆製品)
5.す:酢
6.き:きのこ
7.や:野菜
8.ね:ねぎ(たまねぎなど)


8品目あります。料理のコンダテに参考にしてください。

普段の食事でなじみ深いものばかりです。