糖尿病不眠で肥満、糖尿病に


■ 不眠症、睡眠不足と肥満、糖尿病の意外な関係

意外にも睡眠は肥満や血糖値に大きく影響をあたえます。睡眠の乱れが肥満や糖尿病につながっているのです。睡眠時間が短いと、食欲を抑えるレプチンというホルモンの分泌が低下し、逆に食欲を増進させるグレリンというホルモンが多量に分泌されるようになります。睡眠不足が食欲増進になり食べ過ぎて肥満になってしまうのです。

睡眠不足はストレスと同じようなものです。ストレスを受けるとイライラしてイライラ解消に何か食べると落ち着きます。これは食べるとリラックス時に働く副交感神経が働くからです。睡眠不足も意外にも食欲が増進し何か食べると落ち着けるのです。睡眠時は副交感神経が働きリラックスできますが睡眠が足りないと十分リラックスできず食欲増進物質がでてきます。

また、睡眠不足はインスリン感度が悪くなります。つまり、インスリンの働きが悪くなるのです。糖尿病になりやすいのです。一日の血糖が高目調整になってしまいます。




■ 最低血糖は睡眠中!不眠症、睡眠の改善が糖尿病の予防や治療

日中、人間が活動している時は血糖は上がっていますが、睡眠をとることにより血糖は下がり朝方5時頃最低になります。睡眠が十分でないとこの最低血糖は本来下がるところまで下がらず、次の日を向かえ太陽の光と共に上がり始めます。

では、何時ごろ寝たらいいかというと12時前には寝床につくのがいいのです。12時から3時ごろまでぐっすり寝ることで血糖はよく下がり5時頃最低になります。

不眠症、睡眠の改善が糖尿病の予防や治療になるのです。



■ 不眠症、睡眠不足は糖尿病の前段階の高インスリン血症になりやすい
メタボリックシンドロームも考慮!

睡眠不足と生活習慣病の因果関係はまだはっきりとはしませんが、睡眠に関心が深いアメリカでは睡眠不足が糖尿病の原因の一つとなる臨床結果がシカゴ大学やスタンフォード大学から発表されています。

睡眠時間が6時間以下の人は睡眠が十分な人と比べて食欲増進物質が大量にでてきて血中コレステロールと中性脂肪が高くなり肥満になりやすい。また、健康な人と比べて血中の糖分濃度が調節しにくくなり糖尿病の前段階の高インスリン血症になりやすいのです。

睡眠は身体の休養とともに脳を休める大事な働きがあります。いわば命の仕組です。私たちの身体や活動は脳がつかさどり起きて活動している覚醒時には全身で使うエネルギーの約20%程度を脳が消費しています。この脳を休息させオーバーヒートさせないのが睡眠です。その他にも疲労回復、細胞損傷の修復、免疫物質の分泌を促進など睡眠の役割は重要です。

この睡眠が十分とれないと脳が乱れるのです。ストレスにも弱くなり、仕事の効率も悪くなり、それがまた睡眠不足やストレスとなり悪循環になります。おまけに糖尿病になりやすくなります。

忙しいとつい睡眠は犠牲にしがちですが、睡眠をおろそかにすると生活習慣病になりやすくなります。意外にも糖尿病にも深いつながりがあるのです。



■ 不眠症の改善 ⇒糖尿病の予防、治療

■必ずしも早く寝る必要はなく、毎朝同じ時刻に起きるようにして体内時計のリセットを同じ時間にし生活のリズムを整えるのが重要。たくさん寝たいときは早目に寝て調節し同じ時刻に起きるようにするとよい。

■起きてから14時間以上たって寝るようにするのがよい。(メラトニンの分泌は始まる時間)

■昼間、野外で太陽光を浴び精力的に体を動かして疲れさすまたは日光浴をすると、太陽光のおかげで夜、寝むるのに必要な睡眠ホルモンのメラトニンの分泌がよくなり寝つきがよくなる。

■快眠には、寝つきをよくすることも大切で寝つきが5分伸びると不眠のなりやすさが7倍になるとの調査結果もあります。

■寝つきをよくする工夫として就寝前の読書、ヨーガ、音楽鑑賞、アロマをたくなど副交感神経を働かせてリラックス状態にして寝るとよい。

■寝る前30分はできればテレビ、パソコンなどは見ないほうがよい。人は情報量の80%を目から得ています。寝る前は目からの情報量が少ないほうがよい。

■寝酒は寝つきはよくなるが睡眠の途中で目覚めやすくなるのでやめたほうがよい。


睡眠時は副交感神経が優位になります。つまり、リラックスするということです。睡眠前にリラックスすると寝付きがよくなります。

リラックスする方法として上記以外にも布団の中で作り笑いをする。これだけでも副交感神経を働かせることができます。また、脳をだまして副交感神経を働かせて睡眠改善などの方法もあります。